Riverwalk Eatery (マカオ)

リバーウォーク河畔坊

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マカオでおいしいピザを食べるならこの店がオススメ。マカオタワーの1階にある本格的イタリア料理レストラン。

こんにちは、香港ナビです。今日ご紹介するイタリアンレストランは、マカオの観光名所としてツアーでも必ず立ち寄るマカオタワーの1階にあります。場所柄訪れる客のほとんどはマカオ外からやって来るツーリスト。観光客をターゲットにしたレストランといえば日本でも、値段だけが高くてお味はイマイチ…というイメージがありますが、ここマカオではどうでしょう?早速、ナビが行って参りました~!

場所はマカオタワーの1階

マカオに初めて行くならぜひ訪れてみたい観光スポットのひとつ、マカオタワー(澳門旅遊塔)。高さは338メートル、世界で10番目、アジアで8番目に高いタワーです。タワーの58階には展望ラウンジ、61階には屋外展望デッキがあります。昼間は“もや”がかかっているため、なかなかキレイな景色が見えない日が多いのですが、夜になるとカジノの賑やかなネオン、オレンジの光の帯が美しいマカオ半島とタイパをつなぐ陸橋、さらに中国の珠海の街の明かりまで、360度多彩な夜景を楽しむことができます。
マカオタワーには60階にある360度回転展望レストラン『360°Cafe』など、レストランが5つ入っています。今回ご紹介する『Riverwalk Eatery』はタワーの1階にあり、西湾大橋を望む、おしゃれなイタリアンレストラン。
天井から床まである大きなガラス窓が印象的な店内は、気取ったところがなくカジュアルな雰囲気。2人用の小さなテーブルから10人以上座れる大きなテーブルまで用意されてシチュエーションに合わせて使えそうです。珠江の河口に面したテラス席では、毎晩17:00~18:00の間のハッピーアワーを楽しむ地元の人たちや、ビールを飲みながら一休みする旅行者の姿が見られました。

おすすめメニューのご紹介

レストランのおすすめは毎月変わるスペシャルセットメニュー。2008年はマカオタワーでイタリアフェスティバルを開催しているそうで、ナビが取材したときはホワイトトリュフを贅沢に使用した特別メニューのプロモーション中でした。ホワイトトリュフの特別メニューは2008年11月末で終了しますが、12月からは新たなメニューが登場するそうです。ちなみにホワイトトリュフのセミビュッフェディナーはMOP275(+10%サービス料)。アンティパスト、パスタ/リゾット、メインディッシュ、イタリアンデザートのセットです。アンティパストとイタリアンデザートはビュッフェスタイルになっています。ディナーセットの他に、期間中はホワイトトリュフスペシャルランチとして、アンティパスト、メインディッシュ、デザートがセットになってMOP148。どの料理にもトリュフが贅沢に使用されている超豪華セットにも関わらずこのお値段。さすが、マカオです。

アンティパストビュッフェ

お店に入ってすぐのカウンターに並べられた前菜の数々。
アンティパストの種類は全部で7種類。多くはありませんが肉、野菜、パンなどバランスよく用意されています。もちろんところどころにホワイトトリュフが使われていますよ。
セロリとアヒルの燻製のタルト。セロリの味は、ほとんどしません。ローストダックの濃厚な味もこれくらいの一口サイズならオードブルとして無理なく食べられます。タルトはしっとりとちょうどよい固さで焼き上げられていました。
野菜スティックとアンチョビのガーリック風味ソース。野菜不足になりがちな旅行中のビタミン補給にここで野菜をいっぱいに食べておきましょう。アンチョビを使った少し苦味のあるソースは野菜の自然な甘さによく合います。
子牛肉のローストをスライスし、ツナマヨネーズソースと共にフランスパンの上にのせたオードブル。脂肪分の少ない子牛肉はあっさりとしています。食べ慣れたツナマヨネーズの味もイタリア風にアレンジされて新鮮なおいしさ。
絶妙な塩味と美しいピンク色の肉がきれいなパルマハム。臭みがないので誰でもおいしく食べられます。お皿に少量ずつあらかじめスライスしたものが用意されています。白ワインやビールと一緒にいただきたい前菜です。
右側のトレイはポテトを茹でてくり抜いた中に鶉の卵のペーストを入れたもの。ホクホクのポテトと卵の甘さが絶妙です。お隣はリゾットコロッケ。おいしいリゾットをサクサクっと揚げています。トリュフのディップにつけて食べると激ウマ。

パスタ/リゾット
パスタとリゾットは3種類の中から1つ選べます。今回は、白トリュフのパルメザンリゾットとアルバ産白トリュフのリコッタラビオリをチョイス。リゾットの上にのっている黒いかけらがトリュフのスライスです。リゾットはパルメザンチーズがたっぷりと入っていて、少量なのにかなりヘビー。上品なサイズのラビオリもこう見えて結構ボリュームがあります。チーズ大好き!な人にはたまらないお料理。ワインと一緒に食べるとどんどんお酒が進みそう。

メインディッシュ
メインディッシュは5種類の中から1つ選べます。ビーフテンダーロインのトリュフソースがけ(Beef Tenderloin, Meat juice with White Truffle, Celery root puree)と砂ヒラメのステーキとアスパラガス、ホワイトトリュフの煮込み(Roasted Turbot Steak, Braised Asparagus and White Truffle)を選んでみました。テンダーロインはミディアムでお願いしたのですが、やや固めに仕上がっていました。ビーフの下にあるマッシュポテトのようなものは『ポレンタ』というトウモロコシの粉を使用して練り上げたイタリアの家庭料理の一つです。マッシュポテトとは違う、甘いおいしさ。これは病みつきになりそうな味です。ビーフにはもちろんホワイトトリュフのスライスがかかっています。砂ヒラメのステーキはアスパラガスとホワイトトリュフのピューレをかけていただきます。
※メインディッシュの中でもこの2品はMOP50がそれぞれ追加されます。

イタリアンデザートビュッフェ
デザートはビュッフェスタイルです。ティラミスやイタリアを代表する甘いデザートが勢ぞろい。7種類のデザートが食べ放題です。
あ~お腹いっぱい。これだけたっぷりトリュフを食べてサービス料込みで300パタカちょっとです。香港では考えられないほどお得なお値段です。

アラカルトメニューの一番人気はピザ

イタリアンレストランですからピザの種類は豊富。驚くのがそのお値段。なんと12インチ(30センチ)のピザがMOP65~85で食べれちゃうのです。香港ならレストランでピザを注文すると最低でもHK$100はしますよね。しかも、本格的な釜を使用して焼き上げるピザの味は多くのリピーターに愛されているそうです。

シーフードピザ
Seafood Pizza HK$85


貝、イカ、エビ、カニなどたっぷりのシーフードがのったアツアツのピザ。女性なら4~5人でシェアできます。生地は薄めのクリスピー、ホームメイドのトマトソースは程よい酸味があってお腹がいっぱいでも食欲が湧いてきます。リピーターが多いというのも納得、どんどん手が伸びてしまうおいしさです。食べ切れなければテイクアウトもできますよ。
その他、自分でトッピングを選べるオーダーメイドピザ(自創比薩餅)もあります。トマトソースとモッツァレラチーズがトッピングされたベーシックなピザMOP50に、好きな具材(1種類MOP10)を選びます。最後にゴーダチーズやブルーチーズなど9種類のチーズ(各MOP15)を選んで完成です。

いかがでしたか?見事に『観光客向けレストラン=イマイチ』という常識を覆す、洗練されたレストランでした。本格的な料理のほかに、イタリアンワインやカクテルなどアルコールメニューが豊富に揃っているのもポイントが高いですね。店内は会話を邪魔するような余計な音楽は流れず、とても静か。カジュアルに、だけど気の合う仲間とゆっくりと食事を楽しみたいときにはこのレストランはオススメです。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2008-11-25

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-11-25

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