マカオ半島の中心付近、庶民的エリアにあるリーズナブルなホテル。カジュアルに街を闊歩して、マカオ市民の生活を身近に見てみたい方にぜひおすすめです。
こんにちは、香港ナビです。マカオのホテルといえば、カジノ周辺を中心としたエリアの派手で豪華なホテルを想像しがちですが、今回は、庶民の生活エリアのまっただ中にあり、一歩外に出れば、あなたもマカオ市民の一員！？といった雰囲気を味わえるホテル、フーワー・ガンドン・ホテルマカオをご紹介いたします。1994年にオープンしたこのホテルは、総客室数156室、22階建てとこじんまりしていて、ホテル内にもカジノはありませんが、香港を始め、深セン、上海、北京、広州など中国内に20以上の支店を持つガンドンホテルグループの経営ですので、信頼は十分。場所は、住宅やお店が密集する“俾利喇街”にあり、付近にホテルはあまり見られませんが、大きな黄色い看板がすぐ目につきますからわかりやすく、迷うことはありません。ホテル代を節約してその分カジノで遊びたいという方や、マカオのローカルな生活を垣間見てみたい方にもぴったりなホテルです。
入り口前が駐車場なので、中に入るまではちょっとホテルらしくない感じもしますが、ロビーに一歩入ると、シャンデリアや壁、床などが深い色合いで落ち着いていて、正面にあるオフホワイトの大理石状のレセプションが際立っています。
客室情報
スタンダードルーム 約15㎡
リーズナブルなスタンダードルームは、100室で3階から14階、18階から22階にあります。18,19階は全室禁煙になっています。お部屋の大きさは、デラックスルームと変わりありませんが、用意されているアメニティの内容や、家具など設備がデラックスルームと比べるとシンプルになります。またスタンダードルームでは、インターネット接続はできません。冷蔵庫はありますが、ミニバーやお茶などのサービスは残念ながらありません。近くにコンビニがありますので、飲み物や軽食は事前に準備されることをおすすめします。でも、ティーバックは、ルームサービスにリクエストすればいただけますし、ポットがありますのでお湯は沸かせます。
窓からの風景は、圧巻のシティービュー！ほとんどのお部屋がこのシティービューです。見下ろすだけで、マカオ市民の生活ぶりまで伝わってきそうな眺めですね。
バスルームは簡素ですがバスタブはあります。リンスインシャンプーとシャワーヘッドは、壁に備え付けタイプ。シャワーカーテンが、ちょっと自宅使い風で、家に帰ってシャワーしている気分になりそうです。
デラックスルーム 約15㎡
デラックスルームは22室。15階から17階にあり、16,17階が全室禁煙となっています。スタンダードルームとは、やはり家具などの趣が違いますね。部屋はヨーロッパ風、日本風とテーマ別に2種類用意されています。こちらは、白を基調としたヨーロッパ風。家具や、ドレッサーもすべて白で統一されていて、清潔感と明るさを感じました。またデラックスルームには、ミニバー、お茶、無料ミネラルウォーターのサービスがあります。（ミニバーの内容は、デラックススィートと同じです。）
こちらも窓からの風景は、シティービュー。お部屋はヨーロッパ風でも、眺めはちょっと違いますね。
バスルームも、白で統一されていますので、明るく清潔感が感じられますが、壁のタイルや、シャワーなどから少しホテルの年季！？（といっても、まだ13年目ですが）が伺えます。バスタブがあり、シャワーヘッドはハンドタイプで、リンスインシャンプーも、洗面台に別途用意されています。
もう1種類のデラックスルームは、日本風というだけあって、お部屋に入る前から日本を意識した飾りになっています。
木目調を多く使用して“和風”の雰囲気作りがされています。ベッドサイドのランプや、障子を連想させるドレッサーなど、外国人から見た和風のイメージを作り出す工夫が見られます。日本人のお客様には、事前予約の際にこのタイプを選ぶことが多いそうです。ちなみに、日本人のお客様は、宿泊時のマナーがダントツによく、ホテルからも大歓迎の評判を得ているということです。
黒をアクセントにしたバスルームですが、ヨーロッパ風の客室と異なり、リンスインシャンプーとシャワーヘッドは、壁に備え付けタイプになっています。こちらも、タイルや細かい部分に多少の古さは隠せませんが、その分掃除は行き届いています。
共通の備品
セーフティーボックスは、全室用意されていません。セーフティーボックスのない客室に宿泊する場合、貴重品はフロントへお預けください。
バスルーム共通の備品
インターネット情報
インターネットは、デラックスルームのみ使用可でケーブル接続のみ。ワイアレス接続なし。ケーブルはフロントデスクで貸し出し。インターネット接続料金無料。
デラックススイートルーム 約30㎡
15階に一部屋しかないデラックススィートルームも、家具を始め、白いヨーロッパ調のデコレーションでまとめてあり、ゆったりと、豪華なソファーに座って、テレビも見られます。このお部屋では、パソコン接続可能なテーブルも、ビジネスというよりどちらかというと優雅にお茶を飲みたくなるようなデザインですね。
ベッドルームにもテレビがあります。ミニバーやお茶のセット、無料のミネラルウォーターはもちろん、このお部屋のみクローゼットにバスローブが用意されています。お茶のセットは、なぜか和洋折衷でした。ベッドの横のソファーに、もうひとり寝られそう？？
バスルームは、ほかのお部屋の2倍はありそうですね。トイレとシャワーの間が広く、鏡の前のライティングも明るめなので、余計にゆとりを感じました。バスタブのほかにガラス張りのシャワーブースがあります。シャワーヘッドは、2つともハンドタイプです。アメニティは、洗面台に別途用意されています。
ホテル内付帯施設
粤海軒餐廳
場所：2階
営業時間：7：30-15：00 / 18：00-22：00
中華料理レストラン。宿泊客もさることながら、飲茶や夕食に、ローカル客の利用度が高いそうなので、それだけ、味には定評があるということですね。
ホテル無料シャトルバス情報
運行時間：ホテル→港澳埠頭 10：00 – 19：00 (1時間に1本）
港澳埠頭→ホテル 10：00 – 19：00（1時間に1本）
周りは、一般の住宅やお店が立ち並ぶ、まさにローカルエリア。珍しいデザインの建物がぎっしりと迷路のように繋がっている活気あふれる街頭を自由に闊歩してみてください。ただし、狭い道が多い上に、細い路地や、目の前の道路はオートバイがたくさん走っています。また、道にはほとんど信号がありませんので、横断には十分ご注意くださいませ。
主なカジノまでの所要時間
LISBOA/葡京 リスボア／徒歩15分／タクシー 5分/約HK$12
WYNN/永利 ウィーン／徒歩15分／タクシー 5分/約HK$12
STAR WORLD/星際 スターワールド／徒歩15分／タクシー 5分/約HK$12
SANS CASINO/金沙 サンズ／徒歩15分／タクシー 5分/約HK$12
主な観光地までの所要時間
マカオ半島
セナド広場、聖ポール天主堂跡 ／徒歩15分／タクシー 5分/約HK$12
フィッシャーマンズワーフ ／徒歩 15分／タクシー 5分/約HK$12
マカオタワー／徒歩25分／タクシー 15分/約HK$22
ペンニャ教会／徒歩25分／タクシー 15分/約HK$22
マカオ博物館／徒歩25分／タクシー 15分/約HK$22
マカオグランプリ博物館／15分／タクシー 5分/約HK$12
タイパ島
官也街／---／タクシー 25分/約HK$50
タイパ住宅博物館／---／タクシー 25分/約HK$50
マカオ競馬場／---／タクシー 25分/約HK$50
コロアン島
黒砂ビーチ ／--- ／タクシー 30分/約HK$80
聖フランシスコザビエル教会／---／タクシー 30分/約HK$80
いかがでしたか？カジノや観光地へ行く間に、市民の生活に馴染んだマーケットや小さなレストランなどを覗いてみるのに、ぴったりなホテル周辺ですし、しかもリーズナブル！お友達同士や、カジュアルな旅行の時には、ぜひおすすめいたします。以上、香港ナビがお伝えいたしました。
