マカオタワーでバンジージャンプしてみました

233メートルという世界一の高さからダイブ!!マカオに行ったらぜひ勇気を振り絞って飛んでみてください!

こんにちは、香港ナビです。マカオといえば何を思い浮かべますか? 世界遺産、カジノ、ワイン、マカオ料理といったところでしょうか。実はマカオには世界一の高さからバンジージャンプ(ギネスブックにも認定)をする場所があるのです。その場所とはマカオタワー。高さは338メートルと世界10位の高さを誇り、東京タワーより5メートル高い塔です。展望台が高い位置にあるため、いろいろなアクティビティを用意することができたのです。そんなマカオタワーを紹介したいと思います。

タワーに上がってみましょう!

展望台に上がるには、マカオタワーの入口の正面にチケットオフィスでチケット(大人120、子ども60パタカ)を支払います。その後、地下にあるエレベーターの入口に行き、一気に展望台の最上階である61階まで行きましょう。この階にはアカデミー賞女優、シャーリーズ・セロンさんも楽しんだという、マカオタワーの高さを満喫できるアクティビティが大きく分けて4つ用意されています。申し込みは、入口のチケットカウンターで先に購入するか、61階にも受付があるので、こちらで申し込みます。メインアクティビティは以下の通りです。
これらのアクティビティは、世界のタワーでバンジージャンプをし、すべて成功しているA・J・ハケット氏がマカオタワーと協力して開発したもので、安全には絶対の自信を持っているそうです。アクティビティで人気が高いのは、もちろんバンジージャンプ。取材した日は1日40人が飛ぶ予定で、予約一杯だったそうです。
正面入口

正面入口

ドラゴンをイメージしたオブジェもあります

ドラゴンをイメージしたオブジェもあります

世界で一番高いところから落下するというスカイジャンプとバンジージャンプの広告 世界で一番高いところから落下するというスカイジャンプとバンジージャンプの広告

世界で一番高いところから落下するというスカイジャンプとバンジージャンプの広告

チケットカウンターで展望台へのチケットを。
映画館も併設されていて、そのチケットもここで
エレベーターからの眺め

エレベーターからの眺め

61階の受付カウンター

61階の受付カウンター

セロンさんの写真

セロンさんの写真

バンジージャンプへの道のり

ここで飛ぶまでの手順をご紹介しましょう。まずはジャンプ用のユニフォームを受け取って更衣室に行って着替えます。そして、ロープとつなぐための固定器具を、担当者が体につけてくれます。そして体重を量ります。体重は安全上45キロ以上110キロ以下の人が飛ぶことが出来るという規定になっています。
この高さから一気に飛び降ります

この高さから一気に飛び降ります

地上に置かれた安全マット

地上に置かれた安全マット

更衣室でつなぎに着替えます 更衣室でつなぎに着替えます

更衣室でつなぎに着替えます

ハーネスを装着 ハーネスを装着

ハーネスを装着

器具をつけた状態で体重測定します
そして、ジャンプするため外に移動します。ここでまた担当の人が足にタオルとロープを巻きつけていきます。これで完全に足は固定され、ロープでつながっているだけとなります。その後、軽くジャンプしながら飛び降りるところの手前まで行きます。ここからの景色は、絶景で、左にはマカオ市街、正面は海と橋、右側はタイパ島が見下ろせます。ここで、担当者から下りるための説明を受けます。「落ちるときは手を水平にしてください。飛び降りるときは、ジャンプするのではなく、普通にすっと落ちてください。そして、体を起こそうとしたりしたらダメで、とにかく重力に体を任せるということが肝心です」とのことでした。
このロープが
バンジーの命綱

このロープが バンジーの命綱

タオルとロープをつけるところ

タオルとロープをつけるところ

担当者がテストジャンプ
をします

担当者がテストジャンプ をします

ドキドキのジャンプ~!!

さあ、ジャンプの時間がやってきました。下には安全マットがしかれていますが、正直、小さくてよく見えません。そんなことをしているうちに係員によるカウントダウンが…。「3、2、1、GO~~」。
落下時間は4~6秒ほどだそうですが、いつになったらリバウンドするのかわからなく、永遠に落下しつづけるのでは?と思いました。そう思っていたらロープのねじれなのか、体がゆっくりと回転しだして…といったところで跳ね返りました。数回、落ちたり上がったりして、徐々に地上にあるマットに近づきます。実はこれが大変で、頭に血が上るのです。バンジーの辛さは、恐怖よりも頭に血が集まることかもしれません。とにかく、このジャンプの感覚は、やった人でないと分からないと思いますし、経験したら、自殺なんて絶対しようと思わないではないでしょうか? 
ここが飛び降りる台です

ここが飛び降りる台です

正面は海と橋

正面は海と橋

左はマカオ市街

左はマカオ市街

右側はタイパ島

右側はタイパ島

落ちるところを上から撮影 落ちるところを上から撮影

落ちるところを上から撮影

落下するのを地上から撮影 落下するのを地上から撮影

落下するのを地上から撮影

このバンジーを20回近く飛んでいるという日本人女性に偶然、会うことができました。その方によりますと、なれてしまいすっかり恐怖感はなし。慣れると飛んでいる間も周りの景色を楽しむことができる、と話していました。
一方、イギリスから来たローラさんは「足の震えが止まらなくて、飛ぶのを3回もやり直しちゃった。今はとにかく頭がおかしくなっている感じだわ」と素直な感想を話してくれました。ジャンプが終了したら、再び61階まで行き、着替えて終了となります。このときに、小さなかわいらしい表彰状のようなものが届いています。
バンジー直後にも関わらずイン
タビューに答えてくれた
ローラさん

バンジー直後にも関わらずイン タビューに答えてくれた ローラさん

下から見上げるとこの高さを
数秒で落ちるのだから

下から見上げるとこの高さを 数秒で落ちるのだから

展望台、ジャンプする場所のズームアップ 展望台、ジャンプする場所のズームアップ

展望台、ジャンプする場所のズームアップ

スカイウォークX
の安全ベルト達

58階からの眺めもOK

ここから58階までエレベーターで下がってください。もう1つの室内展望台です。マカオのすべてが見渡せます。となりの珠海も目の前にあります。おもしろいのは、床の一部はガラス張りになっているのでどのくらいの高さか実感できます。平気な人はガラス床の上でジャンプなどしていますが、高所恐怖症の人は避けることをオススメします。
そのほか、世界のタワーの形と高さを表したイラストが壁にかかれていたり、お土産店もあります。1階や地下にもカフェ、ゲームセンター、トイザらス、映画館、360度パノラマの絶景を楽しみながら食事が出来るレストランなどもあり総合エンターテインメントのタワーです。
マカオタワー58階からの景色。バンジーとは違い余裕を持って景色を味わえます マカオタワー58階からの景色。バンジーとは違い余裕を持って景色を味わえます
マカオタワー58階からの景色。バンジーとは違い余裕を持って景色を味わえます マカオタワー58階からの景色。バンジーとは違い余裕を持って景色を味わえます

マカオタワー58階からの景色。バンジーとは違い余裕を持って景色を味わえます

マカオタワーをあらわしたイラスト。
エッフェル塔、東京タワー、CNタワーなど有名タワーのイラストも書かれています
いかがでしたか? 百聞は一見にしかずということわざがありますが、“バンジーは一見にしかず”ということでマカオに行かれた際にはぜひ体験してみてください。バンジーの最年少は11歳、最高齢は74歳がレコードです。無事に生還できたことを喜んでいる香港ナビがお伝えしました。

その他情報

■基本情報
澳門観光塔前地
Largo da Torre de Macau
Tel:(853)2893-3339
Fax:(853)2896-0103
営業時間:10:00〜21:00(月〜金曜)
     9:00〜21:00(土、日曜、祝日)
無休
クレジットカード:VISA、Master Card, American Express、JCB、Diners
日本語メニュー:あり
ウェブサイト:www.macautower.com.mo

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-12-18

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