ナランハのマカオ1泊2日プチ旅行記

女3人食べる、食べる、遊ぶ、食べるのマカオ1泊2日週末旅行記。

こんにちは、ナランハです。観光客でいっぱいの旧正月のマカオに香港から小旅行に行ってきました!香港人にとってマカオは人気の観光スポットで、休みが取れるとマカオに遊びに行く人が多いです。ナランハもその一人。旧正月の3日目の土曜日(2月9日)から4日目の日曜日(2月10日)の週末を利用して、仲良しグループ3人(全員香港人)とたっぷりプチマカオ旅行を満喫して来ました!親戚への新年のあいさつ回りを元旦と二日目に済ませて、週末にマカオや中国へ旅行に行く人も多かったようです。ちなみに、広東語で「マカオに行く」は「過大海」というんですよ!

★マカオ旅行スケジュール★

尖沙咀・中港城から乗船

さて出発です!ナランハ一行の予約したフェリーチケットは朝10時発だったのですが、マカオフェリーにしては珍しく15分ほど遅れて到着しました。実はナランハは尖沙咀からフェリーに乗るのは初めて。いつも上環から乗船します。今回も上環からのチケットが第一希望だったんですが、旧正月はフェリーも混み合っていてチケットはすべて売り切れ。仕方なく尖沙咀からの出発に変更したのです。ホテルはカジノ街や市街地へのアクセスがいいメトロポールホテル(京都酒店)にしました。

★1日目★

カジノホテルのシャトルバスで市街地へ移動
11時半にマカオに到着。周りの人々の服装をご覧頂くとわかるかと思いますが、今年の香港の旧正月は例年と比べるととっても寒かったんです。去年のこの時期は毎日20度くらいまであったのに、今年は10度前後の日が3週間も続きました。湿度が高くそのため体感温度がぐっと下がる香港に比べると、マカオはちょっとだけ過ごしやすかった気がします。
まずは市街地を目指します。タクシースタンドには、タクシー待ちの旅行客が大行列を作っていました。あんなに待つんだったら歩いたほうが早いかも・・・。フェリーターミナルにはホテルやカジノ行きの無料シャトルバスがたくさん止まっているので、それに乗って市街地へ行くことにしました。シャトルバス乗り場には各ホテル、カジノの看板が書いてあるので、目的地の名前が書いた看板を探せばOK。ホテルの名前が書かれたボードを持って「XXXホテル行きですか」と聞いてくるおばさんたちもいたました。結局ホテルに一番近いグランドエンペラーホテル(英皇娯楽酒店)のシャトルバスに乗って、セナド広場付近に向かうことにしました。

新填巷にてランチ
セナド広場前。旧正月のマカオは香港と同じく赤一色です。昔のマカオの面影を今でも残している新填巷。この道をまっすぐ抜けるとレストランが集まる飲食街です。
ランチは軽く済ませようということで、蝦籽撈麺が有名な祥記麺家に決定。ここは香港の美食評論家蔡瀾もイチオシのお店です。ナランハは蝦籽撈麺、魚のすり身団子揚げ、魚の皮、大根を注文しました。マカオのすり身団子は素材が新鮮だからとってもおいしかったです!この魚見た目は生に見えますが、ちゃんと火を通してあるから安心。しょうがとネギと一緒に食べるともっとおいしくなりました。 旧正月期間中は普通の麺屋さんでも10%のサービス料が加算されますので覚えておいてくださいね。結局3人で約120パタカ、平均で1人40パタカでした。ちょっと高かったかな・・・。
祥記麺家 <br>
住所:澳門新馬路福隆新街68號 
T:(853)2857-4310 祥記麺家 <br>
住所:澳門新馬路福隆新街68號 
T:(853)2857-4310 祥記麺家 <br>
住所:澳門新馬路福隆新街68號 
T:(853)2857-4310

祥記麺家
住所:澳門新馬路福隆新街68號 T:(853)2857-4310


ホテルにチェックイン
最初はヴェネチアンなど去年できたばかりの新しい巨大ホテルに泊まろうかと思ったのですが、旧正月のため値段が急激に上がって予算オーバー(涙)。結局ナランハたち一行が選んだのは、京都酒店のスイートルーム。この部屋は2フロアのデュプレックスになっていて、大人数で泊まると一人当たりの値段はとってもお得なんです。ちなみにナビを通して予約をすることもできます。スタンダードの部屋に差額を加算すると手配可能です~!
ホテルに到着してまずはチェックイン。チェックイン時間(14:00)の15分前に行ったのですが、案の定部屋はまだ。結局30分ほどロビーで待った後にようやく部屋に上がることができました。忙しい旧正月期間中でも13時までレイトチェックアウトが可能でした。リクエストをする際には200パタカのデポジットを払わなければいけませんが、このデポジットはチェックアウトをした時に全額返金されます。
予約した「デュープレックススイートルーム」の部屋タイプは全部10階にあるみたいです。部屋に入った瞬間、感動。バスタブつきのバスルームが2つあって、女の子3人にはとても便利でした。上の階にはシングルベッド2台があって、下の階に大きなソファベッドがありました。3人で予約をしていたのですが、アメニティがすべて2人分しかありませんでした。もう1人分のアメニティはハウスキーピングに連絡するとすぐに持ってきてくれました。

ちょこっとマカオ観光
チェックインをした後、すぐにマカオ観光へ繰り出しました。セナド広場に戻って周囲をお散歩。どこもかしこも人だらけ。人、人、人、人。その後大三巴まで歩いてちょっと記念撮影。大三巴の前には2008年北京オリンピックのマスコット福娃もいましたよ。その後セナド広場といえば義順。ミルクプリンを食べてちょっと休憩。ミルクプリンは16パタカ。お店は混んでいたのですが、10分ほど並んだ後入ることができました。メニューには「春節期間 只供應朱扒包 辣魚包」と書かれていました。「旧正月の間はマカオ名物の朱扒包と辣魚包しか提供されていない」という意味。ミルクプリンや飲み物は普通にありましたが。
義順牛奶公司
住所:澳門議事亭前地7号
T:(853)2857-3638
営業時間:9:00~23:00

今話題のヴェネチアンホテルへ
じゃーん!これがウワサのヴェネチアンです。去年のオープン時には香港でも新聞、テレビ、雑誌に派手な広告で一躍有名に。巨大な建物にナランハ一行もポカーン。とりあえず記念撮影。

そんなこんなしているうちに小腹が減ってきました。マカオに来て必ずしなければいけないことの一つは、ビュッフェに行くこと。香港よりも食べ物の種類が豊富で、何より値段も安いんです。迷宮のような建物の中で軽く迷いながら、「渢竹BAMBU」のビュッフェディナーをチョイス。カニ、エビ、牡蠣などの海鮮料理がたっぷり、だけどデザートの数が少なかったのがちょっと残念。値段は一人300パタカ。

お次はサンズへ
おなかが一杯になったところで、今度は宿泊先ホテルの近くのカジノに移動することに。ヴェネチアンからフェリーターミナルへいったん戻って、そこからタクシーで市街地へ行こうと思っていたら、ヴェネチアンからサンズ行きの無料シャトルバスが出ていました。実はこの二つのカジノは同じグループなんですね。お客さんを送りあって、お互いに儲けようということですね。

サンズはご存知の通りフィッシャーマンズワーフのすぐ隣にあって、マカオ半島のカジノ街にも近いのです。サンズに着いた後はもう一つの巨大カジノ場、ウィンホテルまで歩いていきました。

ウィンマカオでウィッシングツリー
夜のウィンホテルはとってもきれい。香港でいうならペニンシュラホテルのような格調の高さとデラックス感があります。ただ漢字で「永利」と書くのはやめて欲しいというのが正直なところ。新しくできたMGMホテルはウィンのすぐ裏手です。ウィンに到着したのがちょうど夜の10時前。ロビーに入ると人ごみができているので見てみると、旧正月のための特別イベントが始まるところでした。急いで参加!
ホテルのロビーの天井には十二支の絵が描かれた金色の丸いオブジェを使ったショーが始まりました。クライマックスには床から金色の木が登場。新年にふさわしいウィッシングツリー(願いことの木)にあやかろうと、観客の中にはコインを投げ入れる人も。

カジノにも入ってみました。高級ホテルのボールルームのような巨大な空間の中、ゆっくりと遊ぶことができます。運良く3人それぞれ少し勝っちゃいました!ラッキー★

遊び疲れたし、ホテルへ戻ろう
マカオを満喫して夜中に帰ってくると、ターンダウンサービスがされていました。おやすみなさ~い♪

★2日目★

お昼は官也街で水蟹粥
お昼はマカオ名物水蟹粥を食べることに決定。最初は有名な峰景餐廳に行くつもりでしたが、残念ながら旧正月のためお休み。結局タイパ島にある小飛象やお土産街として有名な官也街までやって来ました。そこで水蟹粥専門店の誠昌飯店に入りました。水蟹粥は甘くておいしかったです。お店の前に張ってあった雑誌の切り抜きによると、香港明星の譚詠麟(アラン・タム)と李克勤(ハッケン・リー)もマカオに来ると訪れるそうですよ。
ここのもうひとつの名物料理が魚のすり身の揚げ団子。すり身団子よりとても弾力があっておいしかったです。お会計は約HK$249ドルでした。お昼にしては高いかもしれませんけど、夜はそのもんかなーと。イカゲソ揚げもお酒のつまみとして食べると最高です。
誠昌飯店
住所:氹仔官也街28-30號
T: 2882-5323
営業時間:12:00~24:00

官也街で食べ歩き♪
ランチが終わっても食べ続けます!官也街の中の細い路地を入ったところにある豆腐花の専門店「馨発豆腐花」でデザートの豆腐花をチョイス。小サイズで1個HK$6。豆腐花は食べた瞬間に口の中でとろけてつるんとのどに落ちる感覚が大好き。寒い日には暖かい豆腐花を食べると本当に幸せな気分になるナランハです。
まだまだ食べ続けます!ナランハがタイパ島に来るとかならず食べるが大利来豚豬扒飽。ご覧の通り長蛇の列。豬扒飽にたどり着くまでになんと45分も並んだのですよ。忙しすぎるせいなのか、味はいつもよりも落ちている気がしました。ちょっとがっかり。混雑しているときには有名な店に行くのはやめたほうがいいのかも。
大利來咖啡室
住所:氹仔巴波沙前地18號
T:(853) 2882 7150
営業時間:6:00~18:00

ニューオープンのポンテ16へ
その後3月にオープン予定の、「ポンテ16(澳門索菲特十六浦酒店)」の見学に。総客室数408室ある5つ星ホテルだそうです。ポンテ16というのは、ポルトガル語で第16番目の埠頭という意味。建物自体が南欧風で、マカオ内港に囲まれているため部屋からの眺めはきっとステキなんだろうな~。カジノの一部は既に旧正月新年の前にオープン。ちょっと中をのぞいてみましょう。西洋人による音楽の生演奏も入って、かなりリラックスした雰囲気。上海灘の舞台になりそうな『カジノ』を楽しめそうです。
ポンテ16リゾートマカオ
澳門巴素打爾古街
Rua do Visconde Paco de Arcos, Macau
T:(853)8861-0016

フェリーターミナルには大行列が
帰りは8時のフェリーなので、新馬路で少しお土産を買って、フェリーターミナルへ向いました。祝日は混み合うと聞いていたため、出発時刻の1時間前にはターミナルに到着。マカオのフェリーチケットは、空席があれば自分の持っているチケットの時刻よりも早いフェリーに乗ることができます。その場合はスタンバイラインに並びます。平日だったら、たいてい早い時間帯のフェリーに変更することができますが、今回のような新年や祝日、週末はかなり難しいようです。ナランハ一行は20時のフェリーでしたが、早めのフェリーに変更しようとスタンバイラインを見てみると、19時、19時15分、19時30分と3つの長い列が既にできていました。まずは19時に並んでみました。ナランハたちの前に並んでいるグループは23時のフェリーのチケットを持っているけど、カジノでぼろ儲けして、これ以上遊び続けたら次はすっからかんになってしまうと思ったので、早めに帰ることにしたそうです。
19時になるとスタンバイの先頭から7人目くらいは乗ることができたようです。フェリー自体がどの便も満席だったからナランハを含めて50人以上のスタンバイの人々は結局19時のフェリーには乗ることができませんでした。ちなみにその後19時30分発にも並んでみましたが、やっぱりダメ。結局予定通り20時のフェリーに乗って香港へ戻りました。たくさんおいしいものを食べて、カジノでも遊んで楽しい旅でした。今度は祝日を避けて平日にゆっくりとまた遊びに行きたいなぁと思うナランハです。

その他情報

レポーター: ナランハ  年齢: 20代 出身地: 香港 滞在歴: 20年以上 趣味: 映画。トニー・レオンが大好き。 コメント: 「ラスト・コーション」をぜひ見てください。 シリーズ名: トニー・レオンが大好きです 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-02-29

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