ゴンドラがホテルの前にあるウィン・パレスに行ってみよう

ウィンはマカオ半島にウィン・マカオというカジノを持っていましたが、2016年にカジノリゾートが集中するコタイ地区に新しいカジノリゾート「ウィン・パレス」を作りました。ホテルの前にはゴンドラがあるというユニークなホテルです。加えてホテル前の池の噴水では音楽に合わせたショーも開催されます。

みなさんこんにちは、マカオナビです。コタイ地区はカジノリゾートの集積地で多くの統合型リゾート(IR)が集まっています。総工費42億米ドルもかかったという永利皇宮(Wynn Palace)はその巨大IRの1つです。建設中の軽鉄道(LRT)の駅が目の前という立地で、人気の施設になること間違いなしのところです。

行き方など

IRとは施設内に全てが入っているリゾートの事です…例えば、ホテル、レストラン、会議室、アミューズメントパーク、プール、カジノなどなど。1つ施設だけで1日過ごすのは十分というところです。ウィン・パレスの親会社は、マカオ半島にすでに大型カジノリゾート「ウィン・マカオ」を建設していまして、ホテル前のある噴水では無料のショーが行われることで、観光スポットになっています。今回、コタイ地区にさらにパワーアップしたIRを作りました。
行き方は、フェリーターミナルの道路を挟んだところにWynnが運営している真っ赤なシャトルバスがありますので、そちらで乗車してください。出発頻度は高いので長くても15分程度の待ち時間です。シャトルバスはウィン・パレスの東側に到着します。入口にはライオンが飾られていました。また宿泊者用にウィン・パレスとベネチアンなどの他のカジノリゾートを結ぶ巡回シャトルバスも回っています。
ホテル側のバスターミナル

ホテル側のバスターミナル

他のカジノとの巡回バスの停留所

他のカジノとの巡回バスの停留所

シャトルバスを降りると像がお出迎え

シャトルバスを降りると像がお出迎え

巨大な池の上の通るゴンドラ

ホテルに西側には巨大な池がありまして、上を見上げるとゴンドラが運行されています。「観光纜車(Skycab)」と名付けられたゴンドラです。長さは679メートルで13の塔で支えられています。高さは最高で28メートルになります。6人乗りのゴンドラが34台あり1時間あたり1200人、1日1万8000人の乗客を載せることが可能です。1周で10分かかり、途中にはホテルの入口があるので下車もできます。営業時間は10:00~翌0:00まで、1人100パタカです。
実際に乗るには、池の前にあるカウンターで支払いを済ませてチケットを受け取ります。それを係員に渡せばゴンドラに乗る事ができます。ゴンドラに乗ると、大きな池を一望できるほか、ウィン・パレスにある屋外プールのようす、ホテルの反対側にあるほかのカジノリゾートの景色などを一望できます。池はウィン・マカオと同じように噴水と音楽によるショーが行われているのでタイミングが合えば、ショーを上から見る事が出来ます。とにかく、壮観な景色を見る事ができます。以下に写真をたくさん掲載しますので、どんな雰囲気なのか感じて下さい。
歩道の上も通過します

歩道の上も通過します

入口。カウンターでチケットを買います

入口。カウンターでチケットを買います

Skycabは次々とやってくるのでそれほど待ち時間はありません

Skycabは次々とやってくるのでそれほど待ち時間はありません

Skycabに乗り込みます

Skycabに乗り込みます

一気に上がっていきます

一気に上がっていきます

ホテルが近づいてきます

ホテルが近づいてきます

ホテルの屋上にあるプールなどのようす

ホテルの屋上にあるプールなどのようす

Skycabからみた池と眺めの良い周りの景色

Skycabからみた池と眺めの良い周りの景色

ホテルの入口で途中下車できます

ホテルの入口で途中下車できます

噴水のショーが行われる「パフォーマンス・レイク」

ウィンと言えば、巨大な池にある噴水で行われる音楽と水のショーです。「表演湖(Performance Lake)」と呼ばれるここでも毎日12時から19時までは30分に1回、19時から深夜零時までは20分に1 回の頻度で3.5分間のショーが行われます。池の大きさは2万6783平方メートルで、深度は一番深いところで1.6メートル、水は3321万9000リットルもの量を使います。池の中には噴水用のノズルが3種類あり計1193個もあります。池を照らすライトおよびショーに使うライトは合わせて5505個と本当に大規模な人工池であることがわかります。
水のショーは圧巻で、音楽(中華圏で有名な音楽であったり、ブロードウェイのミュージカル音楽、世界的に有名な音楽が流れます)に合わせて水が勢いよく吹き出します。風邪の強い日は水が流れてきてちょっとした霧雨状態になるほどの規模。無料ですので、ぜひ観賞して下さい。
ショーの時間についての説明

ショーの時間についての説明

ショー以外の時も、音楽はありませんが噴水がこのようになっています

ショー以外の時も、音楽はありませんが噴水がこのようになっています

アート作品がいっぱい

ウィン・パレスの特徴の1つとして、リゾート内のいたるところに芸術作品があります。花で出来た高さ5.5メートル、横4.5メートルの風車があります。バラ、ボタン、菊などの花、7万5000個を使って作られたものです。ほかにも、シーソーの上で逆立ちなどをしているの猿を表現した作品、色とりどりの巨大なチューリップを連想される作品が展示されています。ほかにも、壺のようなものや絵画がいたるところに展示されているので、じっくり鑑賞してください。
花でできた風車

花でできた風車

猿がシーソーの上で曲芸をしています

猿がシーソーの上で曲芸をしています

絵画もあります

絵画もあります

見るからに高そうな壺です

見るからに高そうな壺です

多種多様なダイニング

Wine Lei Palaceは奥に噴水が見えるのがわかります

Wine Lei Palaceは奥に噴水が見えるのがわかります

食事ですが、高級レストランからカフェ、スイーツが食べられるカジュアルな店、中華、日本食などが選べます。特に「永利宮(Wine Lei Palace)」という広東料理店では233席あり、窓際からはパフォーマンス・レイクで行われているショーを見ながら食事を楽しむことができます。

世界的ブランドショップがずらりと並ぶショッピングエリア

観光と言えばショッピングが外せません。ここは1万8580平方メートルのショッピングエリアがあり50を超えるブランドが店を構えています。カルティエ、シャネル、エルメス、フェラガモなどいろいろあります。面白い店としてはフェラーリのショップもあります。
エルメス

エルメス

ドルチェ&ガッバーナ

ドルチェ&ガッバーナ

芸術品の後ろにミュウミュウが見えます

芸術品の後ろにミュウミュウが見えます

ゲストルームがすごい

Fountain Salon Suite

Fountain Salon Suite

巨大ホテルだけあって部屋の数が1706室もあります。一番安いのは「皇宮客房(Palace Room)」で836室あります。一番小さな部屋でも68平方メートルもあり、リネンはエジプト製でテレビは65インチ、アメニティ-はMolton Brownがこのホテルのために作った特注品です。「表演湖景尊貴套房(Fountain Salon Suite)」は269平方メートルという大きさで、部屋からパフォーマンス・レイクが一望できるスイートルームです。景色が最高なのは言うまでもありません。最も値段が高いのが「花園別墅(Gerden Villa)」で、全5室あります。大きさは622から743平方メートルと、豪邸レベルの部屋です。名前の通り、部屋の外には庭があり、45メートルのスイミングプール付き。部屋専用のバトラー(執事のような専用スタッフ)が24時間常駐しています。テレビは85インチ、グランドピアノ、ビリヤード台なども完備しています。いずれにしろ、このホテルの部屋に関しては、どのタイプでも広々としていて快適に過ごせることは間違いないと思います。
ゲストルーム以外でも、4万5987平方メートルもある巨大カジノがあるので、そちらで一攫千金を狙ってもいいですし、「永利皇宮水療中心(The Spa at Winn Place)」というスパでリラックスすることも可能です。

いかがでしたか? ゴンドラがあるホテルなんて日本では見た事ないですね。噴水のショーもありますし、ここから道路を渡った反対側には「ザ・ハウス・オブ・ダンシングウォーター」が行われているCity Of Dreamsなどもあるので、ぜひ訪れてみて下さい。以上、マカオナビがお伝えしました。 









上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-11-16

ページTOPへ▲

その他の記事を見る