ジョリビー

みなさんこんにちは、マカオナビです。ナビでは中華料理やマカオ料理といったのを中心に紹介していますが、そういうかしこまった形ではなく、カジュアルに、ちょっとお腹がすいたときに入りたい店もあるかと思います。今回紹介するのは「Jollibee」というファストフードの店で、セナド広場から徒歩数分という最高の立地にあります。

セナド広場		セナド広場を背にすると市政署（Instituto Para Os Assuntos Municipais）があり、左に進みます		数十メートル先の右手側にジョリビーの看板と入居している「永光広場（CIRCLE SQUARE）」というビルが見えます
ビル入口のエスカレーター		もう1回エスカレーターに登ります		エスカレーターを上がると左手にあります

マクドナルドが唯一勝てない店で、添好運の海外ライセンスを所有

ジョリビーはフィリピンに本拠を持つファストフード店です。最大手のマクドナルドは世界中に店を展開していますが、フィリピンだけは唯一、市場でナンバーワンになれていません。その理由はジョリビーが大きな壁となっているからです。ジョリビーは世界進出も進めていていて、アメリカ、シンガポールなどで1200店舗以上の店を構えています。香港にもジョリビーの店をたくさん構えていますが、拡大路線の一環としてマカオにも進出してきました。また、ジョリビーは香港の有名点心専門店でミシュランの星も獲得したことのある「添好運（Tin Ho Wan）」の香港以外のアジア・太平洋地域での経営権を取得しています。東京にも2店舗ほど店を構えていますが、ジョリビーは日本での代理店と共同で運営を行っています。

甘めの味とフライドチキンやパスタなども販売

ジョリビーの特徴としてはハンバーガー以外にもフライドチキンを売っているほか、パスタなども充実しています。また、フィリピン人好みの甘めの味付けがされているのが特徴です。「夏威夷堡（Aloha Yumburger）」（25パタカ。ポテトとドリンクがつくセットは44パタカ）は、ハンバーグ、レタス、チーズという定番の具のほかにベーコン、パイナップルが加わったハンバーガー。パイナップルがことのほかさっぱり感を演出してくれます。「三件班戟（3-pcs. Pancakes）」（25パタカでドリンク込み）は名前の通りホットケーキが3枚というもの。これにはコーヒーがついてきますが、普通のコーヒーより熱めにでてきます。こちらは午前8時から11時までの朝食メニューとなっています。

「肉醤意粉配1件楽脆雞（Jolly Spaghetti with 1-pc Chikenjoy）」(36パタカ。ドリンク付き46パタカ)はフライドチキンとスパゲティミートソースのセットという日本ではなかなか巡り合えない組み合わせ。フライドチキンは、外はパリパリで、中は鶏肉の味がしっかりあって日本人の口に合います。一緒についてくるグレイビーソースはこしょうが効いていて、アクセントとして食べるにはピッタリです。スパゲティーはウィンナーとチーズが入っていて、甘めの味付けです。パスタは日本人にはちょっと茹ですぎかもというほど柔らかいです。

夏威夷堡（Aloha Yumburger）		思ったよりも具があります		三件班戟（3-pcs. Pancakes）
ハチミツかバターで食べます		肉醤意粉配1件楽脆雞（Jolly Spaghetti with 1-pc Chikenjoy）		ボリューム感があるメニューです

2件漢堡扒配飯（2-pcs. Burger Steak）		濃いめの味つけです		租楽堡（Champ）のセット
ハンバーガーの外観		具材もいろいろついています		フライドポテト

いかがでしたか？ロケーションもセナド広場のすぐそばと抜群に良く、店の大きく、明るい店内なので非常に入りやすいです。料理も、しっかりと食べることも、軽く食べることもできるというのが魅力で、歩き回ることが多いマカオ観光においては使い勝手が非常に良い店だと思います。以上、マカオナビがお伝えしました。