閉店・移転、情報の修正などの報告

常連客ばかりのローカル色が非常に強い飲茶の店。セナド広場や福隆新街(Rua da Felicidade)からも近いので、朝はここで飲茶をして観光に出かけるのにぴったりです

みなさんこんにちは、マカオナビです。マカオにはいくつも飲茶が食べられる店がありますが、今回紹介する「蘭香閣」はマカオの中心街からちょっとだけ離れていることもあるせいか、地元客でにぎわうレストランです。

Ponte 16のそばにあります

場所ですが、マカオ半島西側、もう少し厳密にいえばセナド広場から西にある大型IR施設「十六浦度假村(Ponte 16 Resort)」から行くと分かりやすいです。同ホテルを左手に北に向かいます。数十メートル歩くと右手に横断歩道が現れるので渡ります。渡りきったら右に曲がります。今度はホテルを右手にまっすぐ歩きます(本当はホテル正面の道路を横断出来ればいいのですが、横断歩道がないため、このようなルートになります)。貢士旦甸奴街(Rua De Constantino Brito)との交差点が現れたら左に曲がります。この小道をまっすぐ進むと、左手に蘭香閣の看板が見えます。そこは東亜酒店(East Asia Hotel)という場所でして、ホテルの入口に入るとすぐ左側に店があります。
十六浦度假村(Ponte 16 Resort)の外観

十六浦度假村(Ponte 16 Resort)の外観

ホテル正面入り口にあるオブジェ

ホテル正面入り口にあるオブジェ

ホテルを左手(=道路は右側)に北に向かいます

ホテルを左手(=道路は右側)に北に向かいます

横断歩道が現れるので渡ります。渡りきったら右に曲がります

横断歩道が現れるので渡ります。渡りきったら右に曲がります

貢士旦甸奴街(Rua De Constantino Brito)の看板。ここを左に曲がります

貢士旦甸奴街(Rua De Constantino Brito)の看板。ここを左に曲がります

まっすぐ進みます

まっすぐ進みます

すると左手に蘭香閣の看板が

すると左手に蘭香閣の看板が

東亜酒店(East Asia Hotel)の外観はこんな感じ

東亜酒店(East Asia Hotel)の外観はこんな感じ

店の入口

店の入口

英語もほとんど通じない超ローカルだけど、安い

店内の様子

店内の様子

店に入った瞬間から、色づかい、テーブルやいすの年季の入り方、食事を楽しんでいる人の雰囲気から超がつくローカルのみせであることがわかります。友人同士で語り合っている人、親子で来ている人、新聞片手に飲茶を食べる人いろいろです。英語はあまり通じませんが、注文は紙に書き込むタイプなので、大きな問題はないと思います。
 種類は多く、約60種類もあります。メニュー表を見ると四角いチェックボックスの上に小、花、中、大、頂、特と5つの文字が書かれていますが、これは値段を表していて、小=14パタカ、花=15パタカ、中=20パタカ、大=23パタカ、頂=25パタカ、特=27パタカと全て30パタカを下回るという安い価格になっています。小さな桶に熱めの水に飲茶で使う食器と箸が運ばれてくるので、適当にゆすいでください。
クーラーもありますが、扇風機が時代を感じさせてくれます

クーラーもありますが、扇風機が時代を感じさせてくれます

お湯に入ってきた食器類

お湯に入ってきた食器類

お茶も運ばれてきます

お茶も運ばれてきます

テーブルの上にある注文票。こちらに数字を書いて、店員さんに渡すだけ

テーブルの上にある注文票。こちらに数字を書いて、店員さんに渡すだけ

定番からちょっとユニークな点心までいろいろ

鮮蝦腸粉

鮮蝦腸粉

飲茶のメニューを見ていきますが、覚えておきたいのは日本人に人気の小龍包がないことです。つまり地元の人には人気がないという事ですね。逆を言えばそれだけローカルの味を楽しめるということです。「鮮蝦腸粉」(3個入り=大=23パタカ)は、腸粉ですのでライスペーパーを使います。具材は小エビだけというシンプルなもので、甘口のしょう油で食べます。見た目より結構大きいのでシェアした方がいいと思います。「潮洲粉菓」(3個入り=花=15パタカ)は、具だくさんの飲茶で、写真を見てもわかるように、ナッツ、ニンジン、長ネギ、タマネギなどが入っています。これは日本人にはあまり馴染みがありませんがマカオ市民、香港市民には定番の1つです。「咖喱中肉酥」(3個入り=花=15パタカ)は、カレーや長ネギが入った、カレーパンならぬ“カレーパイ”という感じのもの。これは間違いなく日本人の口に合う事でしょう。
 ナビがびっくりしたのは「鮮猪潤焼売」(2個入り=花=15パタカ)はシュウマイの上になんとレバーが乗っていたことです。シュウマイと一緒にしっかりと蒸しているので、食感は思ったより柔らかいですが、味はレバーそのものです。シュウマイの中にはエビがはっているオーソドックスなものでしたが、レバーのインパクトが強すぎて最初は驚くかもしれません。特にレバー好きの人にはお勧めです。最後は定番の「時菜牛肉売」(3個入り=花=15パタカ)です。牛肉団子といえば一番わかりやすいと思います。実は、この料理が運ばれて来た時、地元の人に人気であるという理由が垣間見られました。それは、時菜牛肉売から湯気がたくさん立ち込めて、写真を撮るのも一苦労したからです。湯気が落ち着くまで撮影を待ちました。
 普通なら点心をある程度作っておいて、注文を受けて再び温めてもおかしくはありません。ここでは注文してから本当に調理するらしいので、テーブルに料理が運ばれてくるまで、全体的に普通の点心の店よりも運ばれてくるまでに時間がかかります。温めなおしではないので湯気が立ったということだと思います。
大きさはかなりある鮮蝦腸粉

大きさはかなりある鮮蝦腸粉

見た目はシンプルな潮洲粉菓

見た目はシンプルな潮洲粉菓

具でいっぱいの中身

具でいっぱいの中身

咖喱中肉酥は見た目は普通のパイのような感じです

咖喱中肉酥は見た目は普通のパイのような感じです

カレーが入っているのがひと目でわかります

カレーが入っているのがひと目でわかります

鮮猪潤焼売

鮮猪潤焼売

上に乗っているのがレバー

上に乗っているのがレバー

時菜牛肉売

時菜牛肉売

クワイが入っているのでサクサクとした食感もあります

クワイが入っているのでサクサクとした食感もあります


いかがでしたか?ここは早朝5時から開店で、お昼の14:30には閉店という昔ながらのスタイルです(中国の伝統文化では飲茶は朝と昼にしか食べない)。観光地であるセナド広場や福隆新街(Rua da Felicidade)からも近いので、ここで飲茶をして観光に出かけるのにぴったりです。以上、マカオナビがお伝えしました。






 

記事登録日:2017-10-07

ページTOPへ▲

主なメニュー

単位:HK$

潮洲粉菓

img 15

鮮蝦腸粉

img 23

鮮猪潤焼売

img 15

時菜牛肉売

img 15

咖喱中肉酥

img 15

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2017-10-07

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供