マカオでスイーツ!

マカオスイーツを食べずして帰るべからず!厳選スイーツをご紹介します。


こんにちは、マカオナビです。日本や香港にはない、一風変わったグルメが発見できるマカオ。スイーツについてもマカオ独特のものがありまる。どんなにお腹がいっぱいでも、これだけははずせない、おいしいスイーツをご紹介します。

マカオスイーツの代表格


マカオのスイーツといえば、エッグタルトです。外側はサクサクのパイ生地で、中は卵プリンのよう。それほど甘くなくて、甘いものが苦手な男性にも好評なお菓子です。ちなみに香港の飲茶ででてくるエッグタルトは、外側がクッキー生地になってます。
原形はポルトガルの「パスティス・デ・ナタ」というお菓子。マカオではイギリス人のアンドリューさんが、パスティス・デ・ナタを見本として改良し、マカオ独自のエッグタルトを作り上げたのが発祥です。いまでは、マカオのいたるところで売られており、また、香港や中国大陸でもマカオのお菓子として見かけることが多くなりました。
エッグタルトは中国語では「蛋撻」と書かれることが多いですが、マカオでは「葡式蛋撻」、略して「葡撻」と表示されています。つまり、"ポルトガルのエッグタルト"ということですね。
なお、エッグタルトは買って、その場で食べるのが一番おいしいですよ。

エッグタルトのおすすめ店

やさしい味のプリン


エッグタルトの次に有名なのが、牛乳プリンです。牛乳、卵の白身、砂糖などを使って作るプリンで、お豆腐のように軟らかくフルフルです。温かいのと冷たいのがありますが、どちらも試していただきたい。地元の人は、冷たいものは体を冷やすという考えがあるので、温かいほうを食べることが多いです。
中国語では「馳名雙皮燉奶」と書きますが、発祥は広東省の順徳区大良鎮。大良では水牛のミルクを使って作っていますが、マカオでは牛乳です。水牛の牛乳プリンは濃厚、マカオの牛乳プリンはあっさりめです。

牛乳プリンのおすすめ店

マカオスイーツのいろいろなかたち


そして、セラデューラ。お店によって、その形は様々なスイーツですが、大抵は一番上にキナコのような粉がかかっています。その粉はキナコではなく、マリービスケットを細かく砕いたもの。基本はクリームとビスケットを交互に層にして、冷やし固めています。ケーキタイプのものもあったり、ガラスの器に盛られたものもあります。お味は多少、濃厚な感じで、食後のコーヒー・紅茶などと一緒に食べるといいです。
中国語では「木糠布甸」と書きます。ビスケットの粉をおが屑にみたてて、おが屑プリンという感じですね。

セラデューラのおすすめ店

本場ポルトガルのスイーツなら


ポルトガル本国の代表的デザート、アロース・ドーセ(Arroz Doce)。ライス・プディングのことです。冷たいお米のデザートというのは日本人にはあまり馴染みがありませんが、ポルトガルのデザートとしては定番です。上にかかっている茶色の粉はシナモンで、お米のつぶつぶが残った、軟らかめのミルクプディングです。これもお店によって形や色が違い、甘さもそれぞれです。

アロース・ドーセ(ライス・プディング)のおすすめ店


いかがでしたか?隠れたグルメが多いマカオ。食べたいものがたくさんあって目移りするかもしれませんが、ぜひスイーツも試して帰ってください。以上、マカオナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-06-06

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