ティム・ホー・ワン

みなさんこんにちは、マカオナビです。今や飲茶の代表する店となったのが「添好運」。香港には5店舗があるほか、シンガポール、台湾、2018年3月には東京にも支店をオープンさせました。もちろんマカオにも店を構えていますので、今回は「澳門百老匯（Broadway Macau）」というカジノリゾートのところにあるマカオのお店を紹介します。

澳門百老匯内にあるフードストリートにあります

店への行き方ですが、香港屈指のIRリゾートでマカオ観光の基点としても使える「澳門銀河（Galaxy Macau）」からの行き方を説明します。澳門銀河の西側をずっと歩いていると澳門百老匯への連絡通路が現れます。そこを進むと連絡通路が終わり、右に曲がります。その時左手には「百老匯美食街（Broadway Food Street）」という案内図が現れます。よく見ると22番に今回の添好運の文字が見ることができます。案内図を過ぎたらすぐ左にまがり少し進むと右手に下りエスカレーターが見えるので、それに乗ります。下りきったら左奥に百老匯美食街の看板がある通路があるのでそこを歩きます。すると再び下りエスカレーターが登場するのでそれにのり、下りたら右手にある出口に向かいます。出口を出たらそこはフードストリートで添好運は左にあるのでそちらに向かいます。すると右手に店が現れます。

澳門百老匯への連絡通路		フードストリートの案内図が見えます		22番に添好運と書かれているのが分かります
まっすぐ進むと右側に下りエスカレーターがあります		エスカレーターを下ります		下りた後、百老匯美食街方面に向かいます
しばらく歩きます		再びエスカレーターを下り、その後、すぐ右にある出口をでます		左を向き、この道の右奥に店があります

やはり人気の飲茶の店でした

　店は2000方フィート位で座席数は約100席ある感じです。ナビは午前9時半ごろに店を訪れましたが、客の入りは8割でした。その後30分もしないうちに満席になりました。受付前にはたくさんの椅子がありましたから、満席になるとそこでお客が待つことになるのでやはり行列のできる店に近いのかもしれないですね。
店はカジュアルで明るい雰囲気。席に着けば器やコップなどがすぐ運ばれてきます。ローカルな飲茶の店ではお茶を使って食器類を洗いますが、ちゃんと食器を洗っているので衛生的ですよ…ということで食器を洗う必要はありません。あと、テーブルには、醤油やこしょう、豆板醤などが置かれていますので、飲茶が運ばれて来た時にお好みで使って下さい。メニュー表はありますが、テーブルの上には分かりやすく代表的な飲茶が写真付きで紹介されている紙のシートがあるので参考になると思います。

デーブルに置かれた紙のシート

お皿やお茶などが運ばれてきます

醤油などの調味料

基本に忠実でありつつ、創造的でもある

飲茶を具体的に紹介すると「蜜味叉焼腸（Vermicelli Roll with BBQ Pork）」（3個＝26パタカ）、白の皮の中に豚肉が入っている物ですが、しっかりと味が肉にしみていますし、中に入っているコリアンダーがかなり聞いています。かかっているしょうゆは少し甘めです。「安蝦咸水角（Deep Fried Pork Dumpling）」(3個＝21パタカ)は外の皮はパリパリ、中の豚肉は甘えの味付けです。その皮と具材の間に少し空間があるのでそれが料理を軽い感じのメニューとして仕上げています。
「香滑馬拉糕（Steamed Egg Cake）」（18パタカ）は香港やマカオのローカルの人には定番の料理です。簡単にいえば蒸しパンですが、好添運のはかなりフワフワで、卵の風味は普通の飲茶の店よりもずっと効いています。日本人的に最も飲茶っぽいのが「鮮蝦焼売王（Pork Dumpling with Shrimp）」(4個＝35パタカ)だと思います。ようはシュウマイのことでこれは１つひとつが非常に大きいのが特徴です。中に入っている蝦もプリプリです。
この店を最も有名にしたのが「酥皮焗叉焼包（Baked Bun With BBQ Pork）」（3個25パタカ）です。普通の叉焼包は外のパンがいわゆる肉まんなどに使われる白色のパンですが、ここは表面をオーブンで焼くことによってメロンパンのようなサクサクとした食感にアレンジしたことが特徴です。中身の叉焼自体は少し甘めの味付けです。

蜜味叉焼腸		安蝦咸水角		パリパリとフワフワが共存した食感です
香滑馬拉糕		見た目以上に卵を使っています		鮮蝦焼売王
飲茶の王道、シュウマイ		酥皮焗叉焼包		新しい形の叉焼包です

いかがでしたか？ マカオナビではいろいろな飲茶の店を紹介していますが、添好運はミシュランの星を獲得したことがあるにもかかわらずリーズナブルで、敷居が低い店です。ナビが紹介した最後の3つは定番なので、マカオ、香港、東京でも変わることのない味ですので、東京在住以外の方であればこのマカオの店で試してもいいですし、東京の店にない飲茶をあえて注文するというのもOKだと思います。以上、マカオナビがお伝えしました。