マカオ観光の出発はここから歩き始めよう。ポルトガル風の石畳とパステルカラーの建築物が美しい、小さな広場
こんにちは、マカオナビです。今日は世界遺産に指定されたマカオ歴史地区の中心に位置するセナド広場をご紹介したいと思います。セナド広場(議事亭前地)はポルトガル統治時代の名残を色濃く残す美しい石畳や建物に囲まれ、周囲にはマカオのシンボル聖ポール天主堂跡や旧マカオ市政庁、仁慈堂など数々の観光名所が点在し、マカオ観光の拠点でもあります。
パステルカラーのヨーロッパ式建築と石畳
広場はマカオの目抜き通り「亞美打利庇盧大馬路(Avenida de Almeida Ribeiro )」、通称「新馬路」に面し、入り口付近には1929年に建てられた郵便局や新古典主義様式の仁慈堂大楼など、歴史を感じさせる美しい建物が並んでいます。また、広場の中央にはポルトガルの大航海時代を象徴する地球儀をモチーフにした噴水があり、広場のシンボルとなっています。
広場を囲むようにピンクやイエローのパステルカラーが美しいヨーロッパ式の建物が立ち並び、中にはマカオの名産品を売るお店やブティックが軒を連ねた街並みは異国情緒たっぷり。
ピンクの建物にはマカオでもっとも有名な土産店「鉅記」
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黄色の建物には観光案内所
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聖ポール天主堂跡までの道はショッピングストリート
賑やかなショッピングストリート
石畳が敷かれた広場を進んで行くと、左手に美しい聖ドミンゴ教会が現れます。この教会は1587年にメキシコのドミニコ会の修道士によって創建され、かつては木造だったため「板樟堂(板造り堂)」と呼ばれています。この教会の名前が付いた「 板樟堂街(Largo do São Domingos)」を進み、通りに沿って左へ歩みを進めると、両サイドにお土産物屋さんや雑貨店、アンティーク家具などを扱うお店がずらりと並ぶ「卖草地街(Rua da Palha)」に出ます。この道はマカオのシンボル的存在、聖ポール天主堂跡に続く「大三巴街(Rua de Sao Paulo)につながり、 観光客向けのショッピングエリアが少ないマカオの中でも、もっとも賑やかなエリアで連日多くの観光客であふれ返っています。
いかがでしたか?世界遺産巡りの拠点として、ポルトガル統治時代の雰囲気を存分に満喫できるセナド広場。マカオフェリーターミナルに到着したら、ぜひこの広場を目指してみてくださいね。以上、マカオナビがお伝えいたしました。