マカオの気候と服装

マカオは亜熱帯気候で夏が長く高温多湿ですが10℃以下になる冬の時期だってあります~


マカオは亜熱帯性気候のため一年を通じて暖かく、年間を通しての平均気温は20℃前後になりす。湿度は常に70-90%と高く、年間総雨量は約1800ミリで5-8月の間に多く降ります。また、この時期は台風や霧などもよくあります。
大雨の場合は世界遺産観光や街歩きは避けてHOTELやレストラン、ショッピングやカジノなど室内で楽しみましょう。充分楽しい街です。また、スコール的な通り雨もしばしば降りますので対策として折りたたみ傘があると便利ですよ。

日本ほど明確ではありませんが季節の変化があります。説明が非常に難しいのですが、日本の春夏秋冬に合わせた形で説明しますと、マカオでは夏が長いので、春・夏を一緒に説明いたします。
また、適した服装なども記していきますので、ご参考にしてください。

ちなみに、日本との違いのひとつで、大きな特徴として「霧」がよくあることですね。日本では高山地域などでよく見られますが、マカオでは街中を覆いつくす霧があります。観光中にこれに当たってしまった場合ですが、大雨と違い外には出れますので御安心ください。
また「湿度が非常に高い」ことも違いであり大きな特徴です。気温が低くても湿度が高い影響で体感温度が高く、気温20度くらいでも蒸し暑くエアコンが必要な日なんかがよくあります。汗かきの方は涼しくてもタオルを持参するといいと思います。

季節別の気候と服装


日本でいう夏(4月ー9月)
4月に入ると湿度が上がりはじめ、5月は台風の接近もあり雨が多く蒸し暑い日が続きます。一日中雨の日や、スコールのような短時間の雨もあります。4-5月あたりですと朝夕は冷え込む日もあります。ただ、この時期の晴れの日は日本と比べると日差しがかなり強いです。日差しよけの帽子や日焼止めクリーム、サングラス、日傘、などの対策があるといいと思います。日中は湿度の影響もあり、かなり暑く感じますよ。
適した服装としてですが、男性は汗をよく吸うコットンのTシャツやポロシャツなどがいいと思います。もちろん半そでです。湿度が高く、気温も高いので汗をかきやすいです。ズボンは薄い生地で風とおしの良いのものを選びましょう。
女性はワンピース一枚でも平気なほど暖かいので日本での夏服で平気なはずです。湿度が非常に高いので薄めの生地で風とおしの良いものを選びましょう。
ただ、ホテルやレストラン、カジノ、フェリーなどの室内は日本と比べると冷房がかなり強く効いているので、寒いです。屋外で汗をかき、屋内の冷房で風邪をひいたという話はよくありますので、羽織れるものは一枚用意するのがいいですよ。

日本でいう秋(10月ー12月)
10月中は蒸し暑い日もありますが、11月に入ると気温・湿度が下がり好天が続くことが多いです。朝夜の屋外では半そで寒い日もありますが、晴れの日の日中は特に過ごしやすい一日になるはずです。旅行をするには一番適した時期になります。12月後半になると肌寒い日も出てきます。街にはコートやジャンパーが売られだします。
適した服装ですが、10月ですと長袖のシャツや女性ならブラウスなど一枚でも平気ですが、まだ湿度がありますので長袖で暑い場合もあります。半そでの上から着れ、脱いだりも出来るシャツや薄手のジャケットなどで調度いいと思います。11月に入ると一日中スーツを着てても苦ではありません。12月は以外に冷え込む日もあるのと、暖房をあまり使わないことも併せて男性、女性ともにセーターやカーデガン、フリースなどがいいと思います。風の強い日は特に冷え込むので薄手のコートやジャケットが必要になります。かさばらない程度の上着を持っていくか現地調達なんかも面白いと思います。
この時期も日本と比べると屋外の日差しは強いので、日差しよけの帽子やサングラスがあるといいでしょう。
また、寒い日でもホテルやレストラン、カジノ、フェリーなどの屋内は冷房が強く効いている場合があります、それから宿泊するホテルには暖房がない場合がほとんどです。少し暖かめの室内着があるといいですよ。

日本でいう冬(1月ー3月)
最低気温が10度を下回る日は少ないのですが、寒い日は当然あります。亜熱帯性気候といっても寒いです。1月に入ると大陸から寒波が襲来することもあるため、ウールのセーターや厚手のジャケット、コートなども必要になり、街中ではダウンジャケットを着て歩いている人をよく見かけますよ。
適した服装としては、シャツの上にセーターやカーデガン、フリースなどを着て、さらにかさばらない程度のジャケットやコートがあると良いと思います。ズボンはが暑い生地のコールテンやウールのもの、女性でスカートをはく方はストッキングがあったほうがいいと思います。
日本の冬と比べると、それほど寒くなく比較的晴天の日も多いのですが、日本ほど暖房を使いません。むしろ使っていません。時には冷房さえ使っていますので、ホテルやレストラン、カジノ、フェリーなどの、室内で寒い思いをすることがよくあります。亜熱帯性気候だからといって薄着で来るのには、くれぐれもご注意ください。

観光に適した履き物


湿度が非常に高い国ですので、4-10月くらいまではブーツや革靴ですと、かなりムレます、ご注意ください。
ホテルやお買い物を中心にお考えの方は別ですが、観光スポット(世界遺産)は石畳の道路が多いのと、急な坂道が多いこと、歩いて回れる箇所が多いことから、かかとの高いピンヒールなどは観光に適していません。スニーカーやサンダルの方が適しています。
また、6月ー9月くらいになるとサンダル履きの人をよく見かけます。マカオの場合、カジノやレストランでのドレスコードの指定はあまり聞きませんが、一部サンダル履きでは入れないところもありますのでご注意ください。

持って行くのが、かさばることから現地調達をされる方もいると思います。
履き物の値段を日本と比べると、高級ブランドの物は税金がかからないので安いはずなんですが、定価表記や為替の影響で高い場合も時にあります。NIKEなどのスポーツブランドのスニーカーなども同じですね(例えば日本の販売価格1万円の物がマカオの販売価格1000ドルだった場合は、消費税がかかっても日本の方が安いです)。
ただ、ほとんどの高級ブランドがマカオ内に何店舗もあり、品数や店舗数はマカオの方が多い場合があるので日本に売ってない物なども見付かると思います。スニーカーなどは、円高だからといっても、日本のOUTLETなどでセール品を買う方が安く買えたり品数も多かったりします。
ただ、ローカルショップなんかに行くと話は別ですよ。女性物ですと100パタカくらいからミュールやパンプスなど売っています。男性物ですと300パタカくらいからブーツや革靴などが売っています。有名ブランドではありませんが、デザインは最先端の物もチラホラ、珍しい独特なものも見付かり種類も沢山ありますよ。



亜熱帯性気候
亜熱帯(あねったい)とは、熱帯に次いで気温の高い地域のことだが、亜熱帯の定義として広く認められたものはなく、人や場合によってさまざまな意味合いで使われる。また、温帯に属する地域の中での最寒月(マカオでは1月ー3月)最低気温の平均 (平均気温ではない)が摂氏0度以下には下がらない地域であるとか、温帯であって年平均気温が18度以上である地域であるなどの定義がされることもある。

関連タグ:気候気温降水量天気

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記事登録日:2010-05-21

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