2010年度のマカオの祝際日とイベント情報です。旅行の参考にでも、ご参照ください。
ポルトガルと中国の文化が混在するマカオでは、キリスト教と仏教のお祭りが1年を通じて行われていますので、沢山の祝祭日があります。
祝際日とこれらを挟む連休はホテルの予約がしづらく、料金も跳ね上がります。
マカオは観光都市ですので、ほとんどのお店が休まず営業していますので、そちらは御安心ください。
また、下記はマカオだけの祝祭日ですが、香港と中国の祝祭日は街中が人で溢れかえり、尋常ではない込み合いをみせます。
1月1日 元旦
2月13日ー16日 農暦新年
4月2日ー3日 復活節暇期
4月5日 清明節
5月1日 労働節
5月21日 酔龍節 佛誕節
6月16日 端牛節
9月23日 中秋節
10月1日ー2日 国慶節
10月16日 重陽節
11月2日 追思節
12月8日 聖母無原罪
12月20日 澳門成立記念日
12月22日 冬至
12月24日-25日 聖誕節
2月半ばの農暦新年と、10月初旬の国慶節は書いてある日にち前後も休みになる大型連休となります。
農暦新年は日本で言うところの正月、国慶節は日本で言うところのゴールデンウィークと、例えたところでしょうか・・
マカオの祝祭日やイベント
・農暦新年(旧正月)
農暦新年とは旧暦の暦での新年にあtり、中国人はこの日で新年を祝います。日本で言うところの正月みたいな日です。2010年のマカオの農暦新年(旧正月)では夜通し花火があがり、一日中バクチクが鳴り響いてました。人々は赤包(ホンパオ)と呼ばれる赤い小さな袋にお金を入れ、配ったり貰ったり(日本で言うところのお年玉)、家族や仲間内でお酒を飲んだりと一代行事です。
この期間は閉店する店も多いのですが、日本の正月休みと同じように、洋服などはセール期間であり通常の市価よりかなり安く買い物が出来ますよ。
ただ、美容院などのサービス業は開いている場合は正月料金と称して通常より高くなったりもします。
右写真はセナド広場の飾りつけですが、街の至る所が旧正月を祝う飾りでいっぱいになります。
・復活節暇期(イースターホリデー)
キリストの復活を祝う日です。教会は飾りつけがされ華やかになります。代表的な飾りつけはイースターエッグ(卵に色を塗ったもの)で、これを模ったチョコレートなどが売られます。また、香港でも復活節は祝祭日にあたりますので沢山の香港人がマカオを訪れてきますよ。
・酔龍節 佛誕節
この日は酔龍祭と呼ばれるユニークな中国式の祭りが、聖ドミニコ教会近くの関帝寺で朝から始まります。祭りの参加者は皆、酔いつぶれるまでお酒を飲み、内港へと向かってパレードを進めて行きます。お酒の力を借りて邪悪な龍を倒したといわれている男を称える祭りです。
また、同じ日に佛誕祭と呼ばれる釈迦の生誕を祝う祭りもあります。マカオ中の仏教寺院の仏像が清められます。
・国慶節(建国記念日)
この日は中国の建国記念日にあたります。マカオ、香港も含む全ての中国人の休日にあたるので観光地マカオは非常に込み合います。この日の前後は連休になることが多くて、日本で言うところのゴールデンウィークみたいな連休になりますよ。
ちなみに2009年は1週間ほどの大型連休でした。
・聖誕節(クリスマス)聖誕節である12月24,25日は日本でもお馴染みクリスマスでマカオでも盛り上がる祝祭日になります。街はクリスマスツリーやイルミネーションで溢れ、たくさんのカップルや家族連れが行きかいます。
右写真はセナド広場のイルミネーションです。
・マカオ国際花火コンテスト
9月の11日,18日,22日,25日と10月1日はマカオ国際花火コンテストが開催されます。世界的にも大規模かつ重要な大会とされているもので、世界各国から一流の花火師たちが招待され、南灣湖でその技を競いあいます。日本人チームも参加しています。
・マカオグランプリ
毎年11月にマカオの街がサーキットに変わるマカオグランプリが開催されます。予選もありますが、今年は11月18-21日まで開催されます。マシンはF3といえども、かなり迫力あります。一般道路に観客席が設けられたり、路線バスのルート変更や通行禁止道路が出来たりと街をあげてのお祭り騒ぎとなります。日本人チームも参加しています。
また、この時期もホテルは予約がとりづらく値段が跳ね上がります。
・マカオ国際マラソン
12月5日には世界各国から700人以上が参加するマカオ国際マラソンが開催されます。タイパ島から橋を渡り半島部へ、マカオタワー周辺を獲て経た後、さらにコロアン島を周って戻るコース。フルマラソンとハーフマラソン、ミニマラソン(5キロ)があります。日本人の参加者もいるそうです。
その他のスポーツイベント、ならびに詳細は下記リンク「マカオ体育発展局」をご参照ください。
この他にもマカオではたくさんのイベントが行われています。情報は下記リンクの「マカオ観光局」の公式サイトでも閲覧可能ですのでご参照ください。