直方体を重ねたような特徴的な外観の「MGMコタイ」を紹介します

マカオ半島にあるMGMがカジノリゾートの中心地であるタイパ島のコタイ地区に進出。この巨大施設を紹介します‼

みなさんこんにちは、マカオナビです。コタイ地区はカジノリゾートの集積地で多くの統合型リゾート(IR)が集まっています。MGMはラスベガスでも有名ですが、マカオで2つ目のIRである美獅美高梅(MGM Cotai)について紹介したいと思います。

概要と行き方など

MGMの象徴である大きな獅子の像

MGMの象徴である大きな獅子の像

IRとは施設内に全てが入っているリゾートの事です…例えば、ホテル、レストラン、会議室、アミューズメントパーク、プール、カジノなどなど。この施設だけで1日過ごすのは十分というところです。MGMコタイは総工費34億米ドルという途方もない金額です。マカオ半島にあるMGMでも十分大きいですが、ここの大きさはその比ではありません。MGMの入口には大きな獅子の像があるのですが、そのサイズは高さ11メートル、重さ38トン、24金を3万2000枚使用していますから、こちらもホテル同様かなりの大きさがあります。
ホテルへの行き方ですが、フェリーターミナルの道路を挟んだところにMGMが運営しているオレンジ色のシャトルバスがありますので、そちらに乗ってください。出発頻度は高いので何十分も待つことはありません。これはマカオ半島のMGMも経由する循環のシャトルバスになっているので、フェリーターミナルを含めぐるっとマカオを回る形になっています。
直方体を重ねたイメージなのがわかります

直方体を重ねたイメージなのがわかります

どれだけ大きいIRリゾートなのかわかります

どれだけ大きいIRリゾートなのかわかります

シャトルバスの外観

シャトルバスの外観

地下にシャトルバル乗り場があります

地下にシャトルバル乗り場があります

総数300を芸術品がいたるところに

服も芸術の大きな一部を担っています

服も芸術の大きな一部を担っています

マカオにある各IRリゾートはテーマを持たせたりするなど、施設によって特徴が異なりますがMGMコタイは300もの中華をテーマにしたアジアのアート作品がホテルにちりばめられている点です。特に清朝時代に紫禁城の装飾に使われていたものなど28点は、特に貴重なものとなっています。ほかにも、現代的なアートがあったり、地元マカオの芸術家の作品もあったりします。芸術に関心の高い人はそれだけで十分、楽しめると思います。
北側の入口直後にある作品

北側の入口直後にある作品

壁に掛けられた作品

壁に掛けられた作品

幻想的な雰囲気です

幻想的な雰囲気です

ベンチとして利用されています

ベンチとして利用されています

小売店になる予定です

小売店になる予定です

ホテルの前にあった像

ホテルの前にあった像

MGMといえば巨大なセンターホール

MGMはホテルの中央部分に巨大なホールを作り、人が集う空間を作り出しています。MGMコタイでも「視博広場(Spectacle)」と名付けたサッカー場1つ分、高さ4フロア分もある大きな空間が作り出されています。ここがMGMコタイの顔といえるところで、25個ものLEDディスプレーが壁一面に設置されているのですが、ここに200種、10万もの植物が映しだされています。自然を表現した芸術ということで「自然之芸(Nature’s Art)」と名付けられています。サッカー場に例えましたが、ゴール裏にあたる部分にはレストランなどがあり、正面と向う正面は通路になっていて、上から広場全体を見渡すことができるようになっています。
下からとった視博広場

下からとった視博広場

上から撮影するとこんな感じになります

上から撮影するとこんな感じになります

ちょっとアングルを変えてみましたが、大きなホールであることがわかります

ちょっとアングルを変えてみましたが、大きなホールであることがわかります

上の階の裏手には植物も植えられていました

上の階の裏手には植物も植えられていました

多種多様なダイニング

気になるダイニングですが、上述に書いたように、壮大なホールなので景色も楽しみながら食事ができるようにデザインされています。ミシュラン2つ星シェフのMauro Colagrecoの「Grill 58°」はその典型で肉料理と景色の両方が楽しめます。スウィーツで有名な黄慧嫻(Janice Wong)さんの店、日本食が恋しくなったら津村光晴さんがトップを務める「雅吉」、中華料理店においては四川料理の「蜀道」、広東料理の「淳」など5つのレストランがあります。「Bar Patua」というバーも併設されています。
Grill 58°の料理

Grill 58°の料理

こんな景色が楽しめます

こんな景色が楽しめます

黄慧嫻さんの店の外観

黄慧嫻さんの店の外観

内装のようす

内装のようす

湯気がたつ蜀道

湯気がたつ蜀道

豪華な内装です

豪華な内装です

ゲストルームがすごい

套房(Suite)の雰囲気はこんな感じです

套房(Suite)の雰囲気はこんな感じです

MGMの部屋の数は合計で1390室と1000を超える巨大なホテルです。「度假客坊(ResortRoom)」は全1248室で43~51平方メートルの広さと十分な広さを備えます。99室あるのが「套房(Suite)」でサイズは87~94平方メートルです。「天楽閣客坊(Skyloft)」になりますとわずか16室で128平方メートルに達します。極めつけは27ある「雍華府別墅式套房(The Mansion Villas)」で大きさはなんと215~570平方メートルにも上ります。巨大なテレビ、大きなベッド、WiFiなど必要なものはほとんど完備しているというのは、言うまでもありません。

2000人収容のシアターも

巨大スクリーンを抱えるシアター

巨大スクリーンを抱えるシアター

MGMコタイ内には2000人収容の劇場もあります。劇場内には900平方メートルのLEDディスプレーで、これはインドアでは世界最大級の大きさを誇ります。コンサートなどの演出に効果的に使用されることでしょう。

基本的な店は揃っています

免税店の外観

免税店の外観

ショッピングですが、こちらは最大手のブランドによる進出はあまりありません。ただ、免税店やカルバンクラインなどの店もあるので、気になる店があったらのぞいてみてください。

スパ、プール、ジム、カジノ

カジノは言うまでもなく、非常に大きいです。それゆえ、混雑していない感じになるので、慌てながらプレーをすることにはならないと思います。プールももちろんありますし、リラックスという意味では「禅潺水療中心(Tria Spa)」があり、古代中国式、アーユルヴェーダ、ヒマラヤン・ヒーリングなど、様々な極上のマッサージを受けられます。フィットネスジムも完備していますので、エクササイズが欠かせないゲストの方の心配はご無用です。
プールのようす

プールのようす

スパでリラックスしてください

スパでリラックスしてください

ジムの設備も充実

ジムの設備も充実


いかがでしたか? MGMコタイはマカオ半島にあるMGMをすべてにおいてスケールアップさせたものです。近くには軽鉄道の駅が開通する予定ですので、開通後はより便利になるでしょう。以上、マカオナビがお伝えしました。 







関連タグ:マカオIRリゾートカジノホテルMGM

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-04-08

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