マカオ完全攻略法 ビギナー旅行編

世界遺産にグルメ、ショッピング! 小さいけれど見どころ満載のマカオを、十二分に楽しむための「基本中の基本」をご紹介。歓迎来澳門~!!

こんにちは、マカオナビです。マカオに対するイメージは、「世界遺産」「カジノ」「ポルトガル料理」など、人それぞれ。旅行のプランニングも千差万別ですよね。じゃあ、どこから見て回ればいいの?――そんなマカオ・ビギナーに向けて、ナビが見どころポイントを厳選してご紹介します。初めてのマカオの旅が充実した、思い出深いものになること間違いなし! です。

観光編 これだけは押さえたい その1 セナド広場とその周辺

マカオの有名な世界遺産の一つ。マカオ半島繁華街の中心に位置し、交通の便もよいので、街歩きの起点とするのに最適です。まずは民政総署や仁慈堂の博物館など、建物の上から眺められるところから、広場の美しい波模様の石畳を楽しみましょう。その後は、自分の足で広場と、そこから何本ものびている通りを歩いてみてください。ここには、広場以外の世界遺産や軽食、おみやげ屋さんなどでにぎわう通りなど、見どころがぎっしり詰まっています。

観光編 これだけは押さえたい その2 聖ポール天主堂跡

マカオの数ある世界遺産の中でも、圧倒的な存在感を放つ、いわばマカオの「顔」。現在は前壁と階段しか残っていませんが、だからこそ歴史の重みや、時の流れのはかなさをより強く感じるのかもしれません。ファザード(建築物正面の外観)の彫刻は美しく精巧で、見事というほかありません。いつも観光客でいっぱいですが、その合間を縫って、ぜひカメラに収めたい場所です。ファザード裏側の階段を上ると、展望スペースになっていて、新・旧、中・欧が混在するマカオの街が見渡せます。さらに裏の地下には、無料で見学できる博物館と納骨堂も。ファザード前の階段を下って、まっすぐ歩いていくと、おみやげ屋さんやアンティーク家具屋が立ち並ぶ、目抜き通りです。

観光編 これだけは押さえたい その3 マカオタワー

高さ338mを誇るタワー。展望台からは、マカオの街が見渡せるだけでなく、遠くに珠江デルタや香港の離島も見えます。ここの目玉は、バンジージャンプ。「建造物から飛ぶ最も高いバンジージャンプ」のギネス記録は、ここで創られました。ほかにもタワー展望台の外縁を歩く「スカイウォークX」など、アトラクションが充実。また、360度の景色とおいしいブッフェが楽しめる回転展望レストランや、映画館、セレクトショップなど、お楽しみが目白押しです。

観光・番外編 カジノ

賭け事に興味がある人もない人も、一度はのぞいてみませんか? 扉を開けると、そこは日常とはかけ離れた別世界。他人が賭けてるチップの金額を見るだけでも、わくわくできます。自分でトライしてみる際には、くれぐれも熱くなりすぎないように!! 24時間オープンの両替所としても、使えます。
また、「シティ・オブ・ドリームス」や「ギャラクシー・マカオ」など、カジノを主体とした複合リゾートも次々とオープンしているマカオ。訪れる度に新しいカジノが登場しているので、毎回、別のカジノを体験してお気に入りを探してみましょう。

グルメ編 これだけは押さえたい その1 マカオ&ポルトガル料理

普段は食べる機会の少ないマカオ&ポルトガル料理を、ぜひ本場で堪能してください。ポルトガル料理といえば、「ダックライス」「イワシのグリル」「塩漬けタラ・バカリャウを使った料理」などが代表格。また、ポルトガル料理をベースに、大航海時代に寄港した都市で手に入った材料やスパイスを用いて作られたのが、マカオ料理。「アフリカンチキン」「ミンチ」「カレーガニ」などは、ぜひ試したい定番メニューです。

グルメ編 これだけは押さえたい その2 エッグタルト

マカオでデザートといえば、ポルトガル式エッグタルト。さっくさくで、まるでパイのようなタルト生地に、こんがり焼き色がついた、たっぷり・ふるふるのカスタードクリーム。その甘く香ばしい香りには、どんなにお腹がいっぱいでも、抗えません! ここはひとつ、素直にいただきましょう。焼きたてを食べるのが一番ですが、実は冷めてもかなりイケます。

グルメ編 これだけは押さえたい その3 ポークチョップバーガー

まず、マカオはパンがおいしいです! その表面はパリッ、中はふかふか・もちもちのパンに、味つき衣をまとったボリュームたっぷりの豚肉が1枚どーんとはさんであるのが、マカオ名物・ポークチョップバーガーです。街を歩きながら、かぶりつくもよし。休憩をかねて、地元の人に混じって食堂でいただくもよし、です。

ビューティー編 これだけは押さえたい その1 足ツボ/全身マッサージ/エステ一般

旅の疲れは、その日のうちにほぐしてしまいたいもの。お手ごろ価格で、安心なマッサージやエステで、ゆっくりと癒されましょう。足ツボは、ちょっと強めに揉んでもらうのが、一番身体に効くそうです(もちろん、痛いのを我慢する必要はありません!)。終わった後は、水をたくさん飲んで毒素を排出。明日の身体に違いが出ます。

ビューティー編 これだけは押さえたい その2 高級エステ/スパ

身も心もほぐされたい、癒されたいなら、高級エステ&スパへ。異国の旅の途中で、自分へのごほうびをあげちゃいましょう。落ち着ける空間の中で、確かな技術のセラピストに身をゆだねる贅沢は、何物にも代えがたい至福の喜びです。各スパの特徴や使用するセラピーアイテムを比べて、どこに行くか選ぶのも楽しいですね。

ショッピング編 これだけは押さえたい その1 ショッピングモール

ここ数年で、大型ショッピングモールが多数出現! マカオの旅に、「ショッピング」という選択肢が増えました。高級&カジュアル・ブランドがずらりと並んでおり、見ているだけでもあきません。グランド・カナル・ショップは、その中でもアミューズメント要素を強く打ち出したモール。人工運河に浮かぶゴンドラは、観光客に大人気です。

ショッピング編 これだけは押さえたい その2 官也街

おみやげを買うなら、ここ。昔ながらの細い通りに、おみやげ屋さんがずらりと並んでいます。活気があるのに、どこかタイパ島らしい、のんびりした空気が流れているので、ついつい長居してしまいます。近くにおいしいレストランや老舗スイーツの店、ポルトガル人官僚が実際に住んでいた家を展示とともに公開している「タイパ・ハウス博物館」などもあるので、時間をたっぷりとって行きたい場所です。

交通編

マカオには、香港のように地下鉄はありません。移動交通手段は、バスかタクシーです。バスは、安くて便利ではありますが、車内表示が出ないバスもありますし、乗り降りする人がいなければ止まりませんので、土地勘のないビギナー旅行者が乗りこなすには、ちょっと難しいかもしれません。また、一方通行が多く、古い街並みの残る地区は道が狭いので、マカオ半島の観光スポットだったら、自分の足で歩いた方が早かった、なんてこともよくあります。


さあ、これで旅の準備は万端です。みなさんの旅が楽しいものになりますように! 以上、マカオナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-09-14

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